冒険のエスプリ_17 / welcome to my world

人様のイカすサングラスを見かけた時に僕はふと思う事がある。
それは、いかにその人がそのイカすサングラスに到達しかと言う事だ。
何処でどんな風に出会って購入して、またどんな旅を共にどんな景色を見て来たのか想像するだけで楽しい。
それぐらい僕にとってサングラスは出会いなのだ。
故にどんなに気に入っても2個買いなど絶対にありえない。
1つのサングラスを大切に共にしていくスタイルが僕流だと思う。
探しに探して辿り着く時もあれば、旅先でサクッと出会う事もある。
「旅するサングラス」ってタイトルで何か作品も創れそうな気がする。
サングラスをテーマに夜な夜なウィスキーを傾け続ける事だって出来そうだ。
サングラスには様々な機能があるのだがその中でも偏光レンズ、Polarized lensesの機能がやはり僕は意識する様になって来た。
この偏光レンズは釣り人はもちろんだがクルマやバイクのドライバーにとっても良い効果があって対向車のライトを軽減したり太陽光を程良く軽減したりとドライバーや人に優しいのだ。
釣り人にもその優しい機能は盛り沢山で水面のギラツキを抑えてビックリする程、水中を丸見え状態にしてしまうから何処に魚が潜んでるかなどが見えるから作戦が立てやすいのだ。
それに釣果に繋がる利点だけではなく、安全面でも疲れるから一石二鳥とはこの事だ。渓流釣りをする者にとって釣りが確かにメインコンテンツなのだが、小渓流を釣り上がって行く為、ロッククライミングや、ボルダリング、そしてシャワークライミングなどの要素もたっぷり入って来るのです。
水中にどんな岩が沈んでいて、どんな苔が付着してるかなどの情報が入るだけである程度の予測が出来るので、安全にも繋がっていく訳です。
たかがサングラス、されどサングラス。
最高な釣具ギアの1つである事は間違いNothingだ。
先日、打ち合わせの帰り道を色々な事を考えながら明治通理を歩いている時に、ふと物撮りの為の切株と言っても過言では無い物を見つけてしまったので、思わずサングラスを置いてシャッターを切ってしまった。
こんな大通りに面しているのに、何故こんなパーフェクトな切株があるんだと不思議に思いながら、僕は周囲を見渡したのだが、近くにビック・モーターは無かった。なんせ彼らは樹木を勝手に切ってしまったり除草剤を蒔いて草木を枯らしてしまったりしていた様なので....悪しからず。
そして僕は何事も無かったかの様にまたサングラスをかけて帰路に着いたのだった。